天才よりも凡人の方が得?達成感はストレスを経由することでしか得られない

努力せず、なんでもできてしまう人を羨ましく思うことはありませんか?

私もそう思います。なぜなら私は『できない側の人間』だからです。

一方で、天才が故の悩みは『対等なライバルがいないこと』とスポーツ漫画などでもよく目にしますね。(黒子のバスケの青峰)

そう考えると、実は凡人の方が得なのかもしれません。

ということで、今日は天才よりも凡人の方が得である理由を紹介します。

天才は苦労の量が少ない

それって良いことでは?と思うかもしれませんが、それは楽に逃げようとする人の考えです。

今日の記事のキラーワードは『達成感、充実、喜びは、ストレスを経由しないと得られない』ということです。

天才は容易に達成できてしまうため、ストレスの量が少ないでしょう。

喜びや達成感は、できない自分を認識した反動、努力というプロセス、ビフォーアフターのギャップに比例します。

凡人の方が得じゃない?

そう考えると、実は凡人の方が得られる喜びは大きいのではないでしょうか?伸び代がある分、得られる喜びは大きいはず。

天才ゆえの苦悩は、『できないこと』にはないかもしれませんが、『できないかもしれないことをできるようになった喜び』を感じられないことにあります。

人生をより豊かにするのは後者ではありませんか?

手に入れたものの喜び

受験戦争を終えた人のうち、達成感を持っているのはどんな人でしょうか?

それは、自分が受かるかどうかわからないギリギリの目標設定、それに向かって努力したプロセス、合格を勝ち得た人ではないでしょうか?

自分のレベルで十分合格可能な志望校に合格した。これでは充分な達成感は得られないでしょう。

お小遣いをためてやっと手に入れた限定スニーカー

クラスのあの子にアプローチし続けて成就した恋。彼女はできるまでが1番楽しい。

鬼コーチにしごかれまくって手に入れた優勝カップ

これらも同じように、自分ではどうにもならないストレスに向き合うというプロセス無くして達成感は得られないはずです。

もう充分じゃない?

バリバリの経営者でお金はもう充分持っているのに、まだ新しいビジネス始めるの?まだ稼ごうとするの?

という人を見たことはありませんか?

これは、もう目的がお金ではなく、プロセス中毒になっているものと思われます。

筋トレ、ゲームで言うところのやり込み要素もこれらに該当します。

ゲームなら、初めてプレイするにも関わらず、初めから主人公のレベルが99で最強装備は面白くないはず。最初からそういう楽しみ方はしないはずです。

凡人最高

つまりは、天才にないものを我々凡人ら持っている。そしてそれは人生を豊かにする上では必要不可欠なものです。

努力による伸び代を楽しむ余地が残されている私たち凡人は、むしろ幸せとも言えるでしょう。

持っている人を羨むよりも、持っていないが故の伸び代を楽しみましょう。

努力してみたくなったと思いませんか?

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