できる上司は行動力が高い!その理由とは?

今日は私が下っ端として作業をひたすらやっていた時に、『あ!この上司すげぇ』と思った瞬間を振り返ります。
タイトルにもある通り、結論としては、『行動力がある』です。
私のエピソードと共に、できる上司の行動力とはなんなのか?を記事にしていきます。
行動力ってなに?
最近は『行動したもん勝ち』とか『行動しないやつは勝てない』という風潮が強いです。
これはもちろん事実ですし、行動しないと何も始まりません。
では、成果に結びつく行動力とはどんな力なのか?私なりに考えてみました。
ランニングキャリブレーション
一つはランニングキャリブレーションです。
これは、具体的なゴールやその妥当性はまずいいから、『思い立ったらとにかく動き出す。動き出す中で、少しずつ道筋を固めていき、走りながらあるべき姿に合わせていく』です。
絶対着地
走り出すものの、着地点はしっかりします.
どうなったら完了、どうなったら一旦おわり、いつ再開、どうだからもうやめる
このように区切りをはっきりつけ、そこにフラグを立てて回収しにいきます。
完了主義というと、ネガティブな印象を受ける人もいるかもしれませんが『こなす』ことは立派な成果です。
ズームイン、ズームアウト
できる上司は、行動しながら考えます。
そして視点のズームイン、ズームアウト繰り返して、詳細と概要を適切に把握します。
基本マクロでの進捗管理、必要応じてミクロに介入。
そして、上司は自分が今見ている部分をマクロなのかミクロなのか、きっちり理解しています。
時間軸の切り分け
できる上司は、短期的に必要なことと中長期的に必要なことを切り分けて考えます。
実は、短期的な視点で見出した解は、中長期的には不正解(あるいは重大なリスクを孕んでいる)ということはよくあります。
しかし、仕事は納期ありき。
納期とリスクを天秤にかけ、『短期的にやらなければならないこと』に傾くようであれば、中長期は一旦傍に置き、『今やらなければならないこと』にフルコミットします。
もちろん、そこにらリスクがありますが、それを理解した上で割り切り、着地に一直線に向かいます。
上司の言葉
上述した『行動力のある上司』は、実際に私の3年目の上司をモデルに抜き出した要素です。
そのエピソードは次のとおりです。
私は製薬会社の品質管理に所属し、製品の出荷試験をになっていました。
ある日、私は自分のハンドリングがうまくいかず、意図しない結果が得られました。
納期はもうすぐそこ。
私は上司に『すみません,私のミスでこのような状況で、、、、』と説明しました。
上司は慌てる様子もなく
『反省は後。まず次にどうするべきか考えるよ。』
と発言。
私は、
『そうだ。今は反省するよりも、納期を間に合わせるためになにをしなきゃいけないか考えて、それをやるべきなんだ。』
ということに気がつきました。
やることはたくさんあります。
私への注意喚起
ミスが起こらないような仕組みの構築
根本的な原因の究明
しかし、その上で最優先は、『納期を間に合わせること』です。
最優先事項を適切に見極め、それのみにフォーカスして最悪の事態を避ける。会社として1番重要なことを理解している上司でした。
このように、できる上司は短期的視点と中長期的視点をもち、『やらなければならないことへ一直線に向かう力』があり、これこそが行動力です。